いなべの山で、地元のおっちゃんと都会の若者が世代を超えて繋がった記念すべき日になりました。
山造り研究所の山守り型林業の間伐活動に興味を持った若者たちが会社の休みを利用して山に来てくれました。
また、活動地の山主さんたちも若者たちが来てくれるならと普段の休みを返上して参加してくださいました。
おじいちゃんと息子(小生)と孫世代の若者たちという、三世代が世代を超えて共に力を合わせて山の手入れに汗を流しました。
1日一緒に間伐活動をした事で、すっかり意気投合、愉しく技の伝授をして、あたかも家族であるかような錯覚をしていまいました。笑
このようなきっかけで山造りの仲間が増殖して末永く繋いでいくことこそが、次の時代に必要なことかもしれませんね。
先日からいなべの山に沢山の虹が架かっているのをしばしば見かけましたが、今日の日を暗示していたかように想えた1日になりました。
林業は三世代で担う百年事業と云われ山を代々大切に育てていくのが伝統でした。
しかし、現実は家族では繋ぎ、担いきれない状況に陥って、放置された山林が荒れ放題になつています。
しかし、代々受け継いだ山の手入れが思うように出来ずに悩んでいます。
山の手入れは、大手の事業体や林業会社ならいざ知らず、猫の額ほどの僅かな面積を所有している山主さん達は、そうしたジレンマに頭を抱えています。
家内的な山造りの担い手つくりの新しいやり方が垣間見えた気がしました。
これからも山造り研究所では、山主さんに寄り添う山守り型林業を続けていきます!
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