地元自治会長や地元の皆さんから依頼を受けて、11月28日と29日の二日間『山造りと山仕事の基本が身につく講習会』を開催しました。
講師には、元信州大学演習林教授の島﨑洋路先生をお招きして、いなべ市藤原町山口地区の山主さん、市内の山主さん、森林ボランティアグループ、地元の皆さんを対象に行ないました。
一日目
座学「易しい山づくり」について、島﨑先生直伝の山づくりの考え方や林分調査方法、間伐施業の目的と方針の立て方など幅広く教わりました。
また、山仕事で必要な安全防具、道具の使い方、木の伐り方などデモ講習しました。
二日目
実際の山林現場に入り、林分調査手法や施業目標の立て方と間伐保残木マーク法による選木を行ないました。
さらに、チェンソーの手入れと目立ての方法なども併せて学んでもらいました。
間伐後に光が射し込んだ林内の変わり様を目のあたりにして、皆さん感動!
見違えるほどの違いに、間伐による山の手入れの必要性を改めて認識してもらえました。
今回の講習会がきっかけで、地元有志の皆さんによる「山づくりの会」が誕生!
山造り研究所も地元山主さんに寄り添いながら山仕事を進めていくことになりました。
一日目の夜は、有志の方と懇親会、島﨑先生を囲んで四方山ばなしに花が咲きました。
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