今日 2/28(日) は、大安町宇賀の森林で、自然観察名人北岡明彦さん(愛知県瀬戸市)にお越しいただき樹木観察会を行ないました。
山を知るには、先ず、そこに生息しているものを調べて観察することが重要と考え、森の健康診断植生調査の基礎勉強も兼ねておこないました。
参加者に樹木の見分け方や名前の由来、性質など基本的なことから、生息する生き物やそこに関わるものすべてについて、分かり易い解説と共に教えていただきました。
今日観察した樹木で約50〜60種、この地区にある植生の種類は、おおむね300種類程度あるとのことでした。
また、林内にはスギやヒノキの植林された森林もあり、間伐の手が入れられていないこともわかりました。
当地の名物樹齢500年と云われる『堂山の一本杉』を囲んで記念撮影。
森林の中では、山主の神谷さんご夫妻が案内人をしてくださり地元のお話しも交えながら、和気あいあいの観察会となりました。
また最後にムササビの生息確認もできて、今後観察会の愉しみがひとつ増えました。
参加したみなさんの感想は、分かり易くてたのしい観察会でよかった。これまで知らなかった樹木や植物のことが沢山わかり勉強になり、こんな近くに貴重な植生があることにびっくりぽん!でした。また、これからも観察会に参加したいと大変気に入ってくださいました。
好評につき、今後も観察会を開催していきましょう!
みなさん、お疲れさまでした。 北岡さん、ありがとうございました。
北岡明彦さんのプロフィール:自然観察の達人、東海地区を中心に活動されています。また、森の健康診断研究者グループメンバーとして十数年に渡り研究活動をしておられます。
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