松茸山再生を夢見て

3月7日〜8日にいなべ市内の松林で、地元の皆さんと一緒に、松茸山再生の講習会をおこないました。

 かつては当地でたくさん採れたマツタケを再び食べられるようにしたいと地元の人がつぶやいた一言をキッカケに、それならばと長野県で松茸山の再生活動をされている藤原さんにお越しいただき、山の手入れや管理方法などについて教えていただきました。1日目は、マツタケの性質や山でマツタケが出るようにするための手入れの基本を勉強、山に入って実際にシロカキをしました。2日目は、座学による理論講座をおこない、マツタケだけに限らずいろいろなキノコも採れるようにしていくことが愉しみ方として面白いことを学びました。

今回の場所は、マツタケが出る条件がすべて揃っていたことも山の様子を調べてわかりました。しかし、マツタケが出てくるようにするには、最低でも5年以上の時間がかかることもわかりました。

 今後はキノコが出ていた場所の調査やデータ取りをしたり、秋にはマツタケ探しもしていこうと参加者の中から意見が出てきて、話しは夢のように大きく膨らみ盛り上がりました。

山造り研究所

きこりの山づくりと山守り林業     山川里海ゆいネット

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